食べものを「入れる」ほうより「出す」ほうに意識を向けましょう

大阪で活動しているパーソナルトレーナー冨田です。
「食べる量を減らしているのに全然痩せない」
「全然食べていないのに太ってしまう」
よくこんなことを聞きます。
そんな方の多くには、「遺伝的に太りやすいからしかたない」、「代謝が下がってきた歳だからしかたない」とすぐに遺伝や歳のせいにして諦めていますよね。
けど、変えられないところばかりに注目して嘆くよりも「自分でできること」を意識する方が前向きです。
体質にはもちろん遺伝的な影響もあります。
それよりもあなたの日々の行動の積み重ね、生活習慣から作られています。
そして、老化のスピードも日々の生活習慣で遅らせることができますね。
ですので、太るのを体質のせい、歳のせいにして諦めるのではなく、あなたは変えられるところに注目して、自分を変えてみませんか?
話を戻します。
食べていないのに太ってしまうのはなぜでしょう?
食べるものにこだわる人は多いですが、たいてい食べる前までの意識ですよね。
ほとんどの人が飲み込んだ後はあまり意識していません。
食べたものは、口から入っていき、胃で消火され、腸で吸収され、お尻から出ていきます。
口からお尻は一本の管でつながっていますね。食べものはここを通過していきます。
入りっぱなしではなく、出ていきますよね。
カロリーの数値や何を食べるかのど、入れるほうばかりに気にしている人が多いです。
視点を変えましょう。
「出る」ほうに意識を向けてみましょう。
食べる量を減らしても、出さずにため込んでいたら当然重くなります。
逆に、いっぱい食べても、いっぱい出せば太らないということになりますね。
入れたら、出すです。
ダイエット中、毎日体重に乗り、体重の変動に一喜一憂する人が多くいてます。
毎日乗っていると、一日で1kgくらい体重が増減することはありませんか?
体重ばかり気にしていると、急に増えたときに気持ちまで重くなりませんか。
短期的な体重変動をあまり気にする必要はないですよ。
一日で体脂肪が1kgも増えたり減ることはあり得ません。
では、この変動は何かというとほとんどが食べものと水分の出入りに影響しているだけですよ。
たとえば、500mlの水を一気に飲むと当然、体重が500グラム増えます。
なので、1ℓ飲めば1kg増えます。
それでは、この1kgの増加は太ったのでしょうか?
もう分かりますよね。
水が体内に入ってるだけで、トイレに行けば軽くなりますね。
しっかりと食べることが大切です
今まで食べる量が少ない人が、しっかり食べはじめると、カラダに入るものが増えるため、その分体重が増えたように見えます。
先ほども言いましたが、食べる量を増やすと、入った分だけ体重は重くなりますが、入った分だけ出せばいいのですよ。
食べものを入れると、先に食べたものが、グッと押されて出ます。
このときに、食べる量が少ないと、食べたものが押し出されにくくなってしまいますね。
ですので、食べないでいると、出にくくなります。
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