糖質制限がすぐに体重が減る理由
はじめに言うときます。
糖質制限をするとすぐに体重は落ちますが、痩せているわけではありません。
やつれているだけです。
なぜ糖質制限をすると、体重がすぐに落ちるのかをお話しします。
糖質制限をしてすぐに痩せているわけではない理由
痩せるとは体重が落ちることでは無いと私が考えているからです。
短期的な体重の増減は、体脂肪が減っているだけでなく、身体の中の水分量の増減によって起こっている場合がほとんどです。
なぜなら、人間の約60%以上は水だからです。
ランニングなどで汗をたくさんかいて、体重を測ったら、1kg落ちてるなんてことは結構ある話。
これは脂肪が落ちているというよりは、身体の水分が汗で出たことによる可能性が非常に高いです。
それが証拠に、水を飲むと元に戻りますよね。
糖質制限ダイエットと水分の関係
『それと糖質制限ダイエットにどんな関係があるの?』と思われた方も多いと思いますが、炭水化物を抜くと身体の中の水分が抜けます。
糖質を摂取すると水分が一緒に身体の中に入ります。
そのため、炭水化物をたくさん食べると一時的に水分が増えます。
つまり、炭水化物を食べなければ、身体に入ってくる水分を少なくすることが出来ます。
また身体の中の糖質が少なくなると、肝臓や筋肉内に蓄えているグリコーゲンという物が減ります。筋肉量も減ります。
これらによって、体重があっという間に落とせる理由です。
体重は落ちていますが、人間に必要な糖質を抜いて体重が減っているだけなので、また糖質をとれば体重は元に戻ります。
体重の増減だけで、『痩せた!』『太った!』を判断するのではなく、見た目を重視して、長期的な視点で身体の変化を考えましょう。
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