悪玉コレステロールは悪い? 大阪 梅田 ダイエット トレーニング
悪玉(LDL)と言われるコレステロールは、肝臓で作ったコレステロールと食事からのコレステロールを肝臓から必要な所に運搬するタンパク質(トラック)です。
例えば、ある地域が水害の被害にあったとします。必要なものをトラックで運ばないと水害にあった地域の人は生きていけません。それがLDLです。これでも悪扱いしますか。
運ばれたLDLコレステロールは、現場で全て取り込まれます。作りすぎたコレステロールは、これらを肝臓に戻す為に、回収をするための運搬タンパク質(トラック)が肝臓でつくられます。それがHDLと言うたんぱく質です。これを善玉と言っているのです。
運搬も大事、回収も大事、どちらも必要です。「善や悪」ではなくどちらも大切なコレステロールです。
コレステロールが高いと悪い?
コレステロールは常に、その人にとって今必要な量を合成しています。上限がなくなるとかの情報もありますが。今の検査では上限が220といわれています。ですが「280位が一番元気で長生き」だと新聞の情報がありました。
高いと動脈硬化になるのか。動脈硬化になった血管は、のこぎりで切っても切れないぐらい固いみたいです。コレステロールは脂ですので、軟らかいらしいです。
ではなぜ硬いのか。カルシウムなどのミネラルがガチガチについているからです。じゃあ、カルシウムもなぜ犯人扱いにならないのかと思いませんか。
・食事でコレステロールを含む食品を控えてる方
コレステロールは食事由来が20%位です。残りの不足分は肝臓で合成しています。食事からたくさん入ってくると肝臓の合成がコントロールされるようになっています。つまり、食事でたくさん取ったら肝臓が楽になるということ。肝臓の負担が減ります。
・コレステロールを運動で下げようと思っている方
運動する時のガソリン(エネルギー)は脂肪です。コレステロールは体の材料になりますので、関係ありません。ただ身体をこわすぐらいハードな運動は、細胞が壊れますので、修復のためにコレステロールは上がります。
どうですか。コレステロールの大切さが少し分かって頂けましたか。誤解していましたでしょうか。
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