動きの中心ともなる「肩甲骨」や「股関節」を上手くトレーニングしよう!
日常生活からスポーツまで、身体を動かすための
中心となるのが 「肩甲骨」 と 「股関節」
それだけ重要な身体の部分です。、
肩甲骨周りを動かすことができるようになると、股関節と連動し
股関節伸展・肩甲骨内転・肩関節伸展
股関節屈曲・肩甲骨外転・肩関節屈曲
が容易になってきます。
また、これらの連動性の動作を無視した身体の使い方をすると運動器疾患の原因になる可能性もあります。ご注意!
肩甲骨と股関節は身体を動かすためには必要不可欠な部分ですが、胴体に密着しているので強化しにくい部分でもあります。
肩甲骨周りが硬くなると、肩こり・頭痛・猫背など色々な身体の不調が出てきます。
また、肩甲骨の動きが悪いと、その部分を他の関節、手首・肘などが動きを補おうと余分な力や動きをし、痛みなどを引き起こす
可能性もあります。
肩甲骨から肘・手首、そして指先まで連動して鍛えることで、バランス良く動かすことができるようになります。
そして、肩甲骨と股関節は対角線上(クロス)に筋肉(体幹部分)で繋がっており、
右肩を出すと左股関節が動く
左肩を出すと右股関節が動く
ようになっています。
なので、肩甲骨と股関節を上手に連動させることができれば、走る・投げるなどのスポーツも自然とうまくなり、あまり疲れないで長く歩くこともできるようになります。
肩甲骨:肘・手首など腕を動かすための基礎部分
股関節:膝・足首など脚を動かすための基礎部分
そして、それらを支えるのが体幹部分(コア)になります。
体幹部分は上半身と下半身を支える「橋」のような存在です。
いくら肩甲骨部分や股関節部分を鍛えても、体幹部分が弱ければ力を十分に発揮できませんし、逆に体幹部分だけを鍛えても肩甲骨部分と股関節部分が機能しなければうまく動けません。
バランスが重要です。
個々に鍛えることもできますが、身体は繋がっています。
バランス良く連動させて鍛えることが一番です。
全身を連動させて強化させる初めのトレーニングとして
私のトレーニングプログラムの基本の動きの1つ「くま歩き」
この動きは、肩甲骨から肘・手首・指関節、そして股関節から膝・足首・足裏まで連動させて鍛えることができ、柔軟性も養うことができる動きです。
基本のくま歩きが出来る様になれば、
腕曲げくま歩き
脚曲げくま歩き
腕脚曲げくま歩き
肘曲げくま歩き
スパイダー
など新しい動きを加え、
より良く動ける身体
自分でコントロールできる身体
を作っていきます。
そして、正しい形で行うことにより、より良い効果を発揮していきます。
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