便秘について原因と対策 大阪 パーソナルトレーニング 梅田
ウ○チでてますか。毎日スッキリでてますか。ウ○チは水分70%、腸内細菌10%、食べ物のカスや胃や腸からはがれ落ちた粘膜上皮細胞・粘液・酵素20%
ちょうど良い硬さ、水に一度沈んでから浮くぐらいの重さ、ビフィズス菌が多いため薄黄色のバナナ状、ニオイもあまり臭くない状態。これがよい状態のウンチです。
女性は特に便秘で悩んでいらっしゃる方多いのではないでしょうか。
便秘には大きく分けて4種類あります。
・通過障害:元々、大腸に腫瘍・炎症・ねじれなどがあり腸管が狭くなり便が通りにくくなる事
・弛緩性:大腸の支える腹筋が弱くなり大腸が垂れ下がってしまい腸管の働きである蠕動(ぜんどう)運動が出来なくなる事
・痙攣性:ストレスや緊張や自律神経がみだれて大腸が痙攣をしてしまい便が送り出せなくなる事
・習慣性:一番多いタイプで朝食を抜いたりトイレに行くのを我慢していると便意を感じにくくなり、便を送り出せなくなる事
何か対策はされていますか。「下剤飲んます」「野菜食べて食物繊維を摂ってます」
下剤は、消化不良を起こして無理やり下痢をさせるもの。大腸を刺激して無理やり下痢をさせる。
下痢は無理やり起こすと水分が不足してしまいます。便秘がさらにひどくなったり、薬の刺激がないと自力での排便が難しくなっていきます。
無理に大腸を動かす事は、便の中の有害物質が血液を通って全身に逆流することに。
野菜の食物繊維は便のカサは増えるけど、通過障害が起こることや、垂れ下がった腸では逆に詰まるため、大切な栄養ビタミン・ミネラルの吸収を妨げてしまいます。
怖くないですか。どうすれば安全に良い便が排出できるのか。
人間はお腹の中に約1000種の菌と1200種のウィルスが存在しています。数にすると100~1000兆も住んでいます。人間にとって、良い働きをする菌の代表が乳酸菌などです。その中で最も良い働きをしてくれるのがビフィズス菌です。悪い働きをするのが大腸菌やウェルシュ菌。悪い菌が多いとタンパク質や脂肪を分解する時に発がん性物質を作ります。ニオイのきつい成分を作りこれらを処理するために肝臓に負担をかけます。
ビフィズス菌を増やすには
知っている人も多いのではないでしょかうかオリゴ糖です。これにはたくさんの種類があります。その中でも、お腹にとって一番よい働きをしてくれるビフィズス菌を増やすには実はエサが必要なのです。そのエサがフラクトオリゴ糖です。
フラクトオリゴ糖とはブドウ糖(ご飯やパン、麺類に含まれる糖)に果糖(お野菜や果物に含まれる糖)が2~8個くっついた糖の鎖のこと。これが10個以上になると食物繊維と呼びます。フラクトオリゴ糖はたくさんの働きを補助します。大人になるにつれて大腸菌やウェルシュ菌が増え、ビフィズス菌は減少します。高齢になるとゼロなんて人もいてるみたいです。
ビフィズス菌は酸素の無い所で育ち、ものすごく弱い菌なのです。そのため大腸にたどりつく前に多くは胃や腸で死にます。もし生き残った菌が大腸にたどりついてもフラクトオリゴ糖と言うエサがなければ死んでしまいます。砂糖(甘い物)を食べると、血糖値が上がり、インシュリンが出ますよね。フラクトオリゴ糖は血糖値も上がらずインシュリンも出ないため、糖尿病の人にもオススメです。太ることも虫歯の心配もありません。フラクトオリゴ糖を食べたビフィズス菌は脂肪酸と呼ばれるものを出すため、すばやく体のエネルギーとして使われます。
他には
・カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの吸収を促進
・ビタミンB群の合成
・腸管のエネルギー源
・腐敗物質量の減少
などの働きがあります。
ですが、フラクトオリゴ糖だけ飲めばいいわけでありません。
・食事時間を4~6時間、間隔できちっと食べる
・材料のブドウ糖とたんぱく質をとる
・水分摂取(食事以外に1日1L以上)
・睡眠(時間のリズムを一定に、7~8時間程度)
・適度な運動
・リラックス
・ビタミンC摂取
なども重要になります。
便秘で困っている方は一度お試しください。
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